【バンクーバー】自転車を乗せてバス移動!バスに自転車を乗せる手順
バンクーバーの公共交通機関は、電車、バス、シーバス(Seabus)の3つ。
全てTranslink社が運営しています。
バンクーバーは自転車専用道路が整備されるなど、サイクリストに優しい都市です。
そんなバンクーバーの交通機関の特徴として、「自転車と一緒に乗れる」という点が挙げられます。
バスの場合はこのような感じ。前方に自転車専用の荷台がついており,2台まで載せることが可能です。
初めてバスが自転車を積載して走っているのを見た時は、なんて便利な…!と感動したものです。
ただ、「どうやって載せればいいのか分からない…😴」と使うのをなかなか躊躇していました。
先日初めて自転車をバスに積載しましたので、その方法をご紹介したいと思います。
自転車を乗せる手順
運転手に「自転車を積んでいいか」と声をかける
バス停にバスが到着したら、まずは運転手の方に一声かけて、自転車を載せる許可を取りましょう("Can I load my bike?"など)。
荷台に空きがあれば、すぐに「いいよ」と言ってもらえるはずです。
(自転車を持ってバス停の前の方で待っているだけでも運転手が察してくれるので、声かけはなしでも大丈夫だと思います)
荷台を手前に倒す
自転車が一台も載っていない状態であれば,まずは荷台を手前に倒しましょう。
矢印で示したハンドルを握力計の要領でぎゅっと握り、手前に引けばOKです。
わたわたしていると、運転手さんが「初めてか?」といった感じで助けてくれることもあります(時刻表に余裕があったり、他にお客さんがいない場合など)。
フレームに自転車を載せる
荷台を倒すと、下のように自転車2台分のフレームが現れます。
後の人が載せやすいよう、奥のフレームに自転車を載せます。
向かって左側に前輪が来るように載せましょう。
バーで前輪を固定する
自転車を載せたら、フレームの左手に回り、黄色いレバーを手前に引っ張りましょう(①)。
すると、前輪を固定するためのバーが出てきます。
引っ張った状態のまま前輪の上まで持っていき(②)、前輪の上でバーを下ろします。
完成!
バーで前輪を固定できたら完成です。
あとはいつも通りバスに乗り込みましょう。
降りる時
降りる時は、運転手の方に「自転車を下ろしたい」と一声かけ、
前方のドアから降りるようにします。
あとは載せるときと反対の手順で自転車を下ろし、
他に自転車が載っていなければ荷台を元に戻して完了です!
おわりに
バンクーバーの場合、日本の都市のように縦横無尽に地下鉄や電車が走っているわけではないので、
「ちょっと遠くまでサイクリングに行きたいけど、そこまでどうやって移動しようか…」と困ってしまう場合も。
バスはわりと経路が豊富なので、自転車を持って色んなところにお出かけできるかと思います。
ちなみに、SkyTrain(電車)について、以前は「カナダラインを除き、平日のラッシュアワー時は自転車の積載禁止」という規則がありました。
ただ、パンデミック下での状況を考慮して、現在は一時的に規則が変更され、
路線・時間を問わず自転車をSkyTrainに載せて移動することが可能になっています。
(2021年3月31日まで有効とのこと)
バンクーバーはサイクリングコースがたくさんあるので、趣味としてサイクリングを始めるのはとってもおすすめです。街中のサイクリングコースも今後ご紹介したいと思います🚴♀️