from Vancouver

夫と2人でバンクーバー暮らし。

【バンクーバー】最初の家探し その②

 

バンクーバーでの生活を始める上で、最初の関門だった家探し。

前回の記事では引っ越し〜1ヶ月目の短期滞在先についてお伝えしました。

 

fromvancouver.hatenablog.com

 

今回は短期滞在後、長期的に住む家探しについての体験談をお話したいと思います🏠

 

短期滞在後〜アパートへの引っ越し

 

短期滞在中は定期的にCraigslistで物件のチェックをしていました。

でも家を探すタイミングがなかなか難しく…。

Craigslistには「何日以降に入居可能」という情報が掲載されています。

オーナーさんにとっては、もちろん早く引っ越してきてくれるほど嬉しいわけです。

あまり早くに家を見つけたとしても、「1ヶ月後に入居したい」と伝えた場合、すぐにでも引っ越し可能な人に取られてしまう可能性も高いです💦

 

物件の内容とそれに応じた相場が分かってくるので、定期的に物件をチェックすることはおすすめですが、

時期との兼ね合いでうまくいかないことも…(もちろん、早めに入居して家賃を二重で払うという方法もありだと思いますが)。

私たちは短期滞在残り2週間くらいの時期に、家探しと内見を本格的に始めました。

 

家を探す基準は短期滞在時と同様、家賃とお互いの職場への所要時間。

ただし、短期滞在先で「やっぱり駅から遠いと不便」ということを学んだので(急行バスもたくさん走っているので一概には言えませんが…)、

「駅まで徒歩圏内であること」を家探しの条件の一つとすることにしました。

 

内見一軒目:閑静な住宅地のBasement 

一軒目はSkyTrainのExpo line某駅から徒歩10分程度の物件。

オーナーの家の半地下に住むBasementタイプの家です。

写真で見る限り、キッチン・リビングと別にベッドルームがあって、「それなりに期待できるのでは?」という気持ちで向かいました。

この時はまだ100%日本人的感覚だったので、内見予約のやりとりで「Ok」「Thanks」等の短文で返信が返ってくることにカルチャーショックを受けていました(笑)

日本の不動産屋であれば「お世話になっております」から始まり丁寧なビジネスメールですよね。このあたりの感覚は全く違うなと感じます(もちろん丁寧にメールを返してくれる方もいます)。

「本当に大丈夫?」「変な人だったらどうしよう」と内心ドキドキしながらオーナーの到着を待っていたのを覚えています。

会ってみると普通の親切な方で一安心。

 

しかし、中を見てがっかり…。写真で見るよりずっと狭くて暗かったのです。😭

ドアを開けてすぐに一人用のダイニングテーブルとキッチン、奥のベッドルームも相当狭く…。

写真は明るく加工したり、なるべく広く見えるように撮ることもできるので、そこから2、3割減るくらいで考えておいた方がよいと思います。

また、この時に「やっぱりBasementはできるだけ避けたほうがいいのかな」と感じました。

「じっくり考えて、住みたいと思ったらまた連絡します」とオーナーさんに伝えて内見終了。

 


内見二軒目:駅から徒歩7分のアパートの2階

こちらは日本のアパートのように建物内にいくつか部屋があるタイプの物件。

オーナーさんに連絡を取ったところ、「○日にオープンハウスをするからその時に来て」と言われ、時間を調整して内見に伺いました。

建物の入り口は雑居ビルの入り口のようで、正直第一印象はあまり良くありませんでした💦

それが部屋の中に入ると、カウンターキッチンとリビング、ベッドルームもそれなりに広さがあって、家具も綺麗✨

バンクーバーでは家具付きの物件(Furnished)も少なくありません)

家賃は$1600(Hydro(電気代)とインターネット含まず)。

まだ内見2軒目でしたが、夫とも「ここかなり良いんじゃない?」と話していました。

 

内見後、部屋の契約形態(電気、インターネット代など)を再度確認し、「すごく良いなと思っているんだけど、既に居住希望者はいますか?」と質問。

私たちがオープンハウス1組目だったようで、「他にも何組か内見に来るので、もし他にも希望者がいれば、色々勘案してこちらで誰に部屋を貸すか決めます」とのこと。

不動産会社を通す場合など、クレジットチェックをする場合もあるようですが、この物件はオーナーと直のやりとりで、BC州の規定の契約書を書けば契約できる形態でした。

 

まだ2軒しか内見していませんでしたが、Craigslistであまり良い物件を見つけられておらず💦

その場でオーナーさんに部屋をかなり気に入ったこと、ぜひ住みたいと思っていること、お互いの職と家賃支払いに問題がないことなどをアピールしました。

オーナーさんからは「もしあなたたちに貸したいと決めたら、また連絡する」と伝えられ、内見終了。

その日のうちに「部屋を貸せるよ」という連絡をもらいました。

 

物件への引っ越し

新居のオーナーさんから「○日までに引っ越してもらえると嬉しい」と伝えられた日程が、短期滞在の宿泊予定の4〜5日前。

まだ日本から送った荷物は届いておらず、手持ちの荷物は1人つきスーツケース2つだけだったので、

短期滞在の方のオーナーに「予約した分の滞在費は支払うので、早めに退去したい」ということを伝えて予定よりも早く引っ越しました。

(なるべく日程が被らない方が家賃の損はありませんが、この辺りは妥協しました💦)

 

滞在先にタクシーを呼んで(当時はUber参入前でした)、新居まで移動。

建物の前でオーナーから鍵を受け取り、無事引っ越し完了✨

 

この家には約一年間住みました。

「ここはチャイナタウンかな?」というくらい近所には中華料理の店しかありませんでしたが、駅まで徒歩圏内でかつスーパー、ドラッグストア、郵便局が近くにあり、快適に生活することができました🏠

 

この物件での失敗:ランドリー

この物件で失敗した点は、再びランドリーです😭

この家はアパート内にコインランドリーがありました。

前の家で徒歩でコインランドリーまで歩かなければならなかった私たち、

建物内にあるだけでも「便利!」と思ってしまったのですが、当然ながら部屋の中にランドリーがあるに越したことはありません。。

 

予算を抑えたアパートだと、どうしても共用のコインランドリータイプの物件が多いのですが、この物件では洗濯機を回すのに一回$2.50、乾燥機を回すのに$2.75かかりました。

週に2回、かつ一回で2個の洗濯機を回さないと容量的に足りなかったので、

乾燥をなるべく部屋干しにする等の工夫をしてもそれなりにお金がかかりました。。

そしてバンクーバーはキャッシュレス文化なので手元にコインがなく、定期的に銀行に両替に行くのも面倒でした。

(ちなみに1年後、引っ越しの2週間前にチャージ式のランドリーカードが導入されました)

また、ある程度は仕方ないのですが、たまに洗濯機から変な臭いがしたりも…。

「少し予算を上げれば洗濯機付きの物件も見つかる」という場合であれば、コインランドリー代等を考慮して予算を上げるものありかなと思います。

 

おわりに

 

以上、バンクーバーに引っ越し後初めての長期住まいの探し方について体験談をお伝えしました。

そこから快適に暮らして1年、アパート内で思わぬアクシデント(というか事件)に見舞われます…💦

その内容については、次の記事でお話できればと思います🏠

 

 

 

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